【独学で600点を越える】TOEIC勉強法をご紹介! 参考書も載せています

TOEICで600点を取りたいけれど、どうやって勉強したら良いか分からない
600点取って、何か良いことあるの?
こんなお悩みにお答えしていきます!
✔本記事の内容
・TOEIC600点のレベル
・600点に到達するための勉強法と参考書紹介
・TOEIC600点を取るメリットと身につく能力
✔この記事の信頼性
この記事を書いている”英語のチキン(@chicken_Eng)”は、TOEIC初受験で850点を取りました。そして、それを武器に大学院試験を受け、理系最高峰の東京工業大学に見事合格しました。 TOEICは大きな武器になることを知ってもらいたく情報発信を行っています。
実際に、私もTOEICの勉強を始める前は何の参考書を使えばよいか分からず困った経験があります。 その後、正しい参考書でと勉強法を実践することで初受験でTOEIC850点を獲得することができました。
この記事を読み実践することで、確実に600点を越えることができるようになります
目次
TOEIC600点を取得する難易度と取得者のレベル
TOEIC600点は日本で就職する際や昇進する際に、有利となる基準点になっています
ここでは、TOEIC600点の難易度と必要になってくる英語力について話していきます
ぜひ、ここでTOEIC600点を取得するイメージを掴んでみてください
TOEIC600点の難易度-受験者の上位52%
600点を取ることで、受験者のどのくらいの位置に立てるかというと『TOEIC 公開テスト・スコア分布』によると受験者の上位52%です(公式の表の数字を100から引いたものが上位●%です)
つまり、受験者の真ん中くらいの点数を取れば600点ということです!
もちろん、受験者の多くは必死に勉強しているので真ん中に入るのも難しいです。しかし、逆を言えば受験者の真ん中の点を取れちゃえば600点を越えるのです!
まずは、この感覚をつかんでおきましょう!
次は、600点取得者のレベルについて話します
TOEIC600点取得者のレベル-○○ができるようになる
公式が出している『TOEIC PROFICIENCY SCALE』TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表によると
TOEIC600点取得者は、レベルCに属するようです
レベルCの評価は『日常生活のニーズを充足し、限定された歯に内では業務上のコミュニケーションができる』 とあります
できること:通常会話の要点を理解・応答できる。自分の意思を伝えられる
まだ難しいこと:複雑な場面での対応や意思疎通。多様な表現力
つまり、会話の練習も詰んでいくと、海外でも生活できるレベルまで行けます。
なので、日本企業で働く方や、日本でずっと住む予定の方は600点を持っていれば海外旅行やホームステイも自分の言葉を使って、楽しめるようになります!
そして、今までは広い話をしていましたが次は600点を取れる人のリスニング力やリーディング力について見て行きます
公式が出している『Score Descriptor Table』によると
●リスニング力
・長い文章でも情報が何度も繰り返されたり、語彙が簡単なら文脈が把握できる
・短い会話で、語彙が簡単で話の一部を理解できれば良いのであれば話の内容が把握できる
●リーディング力
・簡単な語彙が理解できる
・2つの文にわたる情報を関連付けることができる
このように書かれています
つまり、TOEIC600点取得には、そこまで完璧な英語力は求められていないということです。求められることは、ある程度内容理解が出来て、何を問われているか分かる力です。
ここまで読んで頂いた方には、TOEIC600点を取得するイメージがつかめたと思います
この後はいよいよ具体的な600点を取得する方法について話していきます!
TOEIC600点を取得に必要な勉強法と参考書紹介
ここで勉強法と参考書紹介をするのですが、勉強法と参考書は切っても切れない関係なので、セットでお伝えしていきます!
ここでは、単語編・リスニング編・リーディング編・総まとめ編の4つに分けて解説しています
●しっかりと単語力を身に付ける
まずは、英語の勉強で一番大切な単語力です
単語を知らなきゃ、これから紹介する参考書をいくらやっても点数は伸びません
なので、英語の勉強に取り組む前に単語をしっかりとやりましょう
単語に関してはこちらの『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)』を使います
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEICの単語帳はこれ一冊だけで十分ともいえるくらい良い英単語帳です。
しかも、TOEICの目標点数ごとに単語が分かれていますので600点までやればOKです!
そして、ネットから音声もDLできるので、発音も聞きながらやりたいという方もできます!
単語帳の進め方はしっかりと読み込むという感じではなく、サクサクと進めて何周も取り組むのをお勧めします!
人間の脳の構造的に、その方が効率が良いです
単語に掛けるべき期間は2週間です。完ぺきではなくても、だいたい覚えたと思ったら、リスニング・リーディングに取り組んでいきましょう!
取り組む中で、知らない単語に出くわしたらTOEICのノートみたいなのを作って、そこにまとめていけばOKです!まずは前進しましょう。
注意点が一つあって、先程TOEICの単語帳はこれ一冊だけで十分と言いましたが、単語力に心配があるのであれば英単語ターゲット1400をやるのを勧めます。金フレでは本当の基礎的な単語は網羅されていないため、ターゲット1400をすることで、カバーすることができます。
✔単語の勉強法まとめ
・『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を使い、TOEIC600点レベルと書かれているところまでやる
・しっかり覚えるのではなく、サクサク進めて何周もやる
・単語力に心配があれば、英単語ターゲット1400を先にやるのがおすすめ
次はリスニングです!
●リスニングパートで点を稼ぐ
まずは、苦手意識を持っている方が多いリスニング対策です。
朗報なのですが、TOEICはリスニングの方が点数を取りやすい傾向にあります。なぜなら、そこまで難しい問題が出なかったり、テクニックを使うことで点数が伸びるためです。
このテクニックを知っているのと、知らないのとでは50点は差が付きます。高得点を取っている人はほぼみんな使っているものです。巷ではヒルキテクニックといわれています。
【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム
TOEICで良い点を取りたいのであれば、必ず押さえておきましょう。進め方としては、音声と参考書に沿って、とりあえず1周やればOKです。
テクニック紹介→解説→問題 みたいな流れで進んでいきます。
そして、テクニックを押さえたら次にやってほしいのが究極のゼミシリーズです
TOEIC最強講師のヒロ前田先生が出している参考書兼問題集です
問題がTOEICの問題形式に沿っていて、解説がすごく分かりやすくリスニングはCDも付いています
色々TOEICの参考書は使ってきましたが、究極のゼミシリーズにより良いものは無かったです
kindle版と書籍版がありますので、自分に合う方を選んでください
私は、外で気軽に復習したかったので、kindle版を使っていました。ネットから音源はDLできます
[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4 究極のゼミシリーズ
✔勉強方法
・授業形式なので、基本的には書いてある通りに進めていけばOK!
・復習の仕方だけ補足します。 解く中で間違える問題が結構出てきますので、それに印をつけておきます。 そして、5日に1回は復習の日と決めて、その日はページを進めずに間違えた問題の復習に徹しましょう。
リスニングの復習方法としては、3回音声聴く → 問題解く → 答え見る → どこが聴けていないか確認 → 音声聴いて全部の単語が聞こえて、内容理解できるまで鬼ループ
以上の流れで進めていきましょう!
リスニングに関してはPart3&4だけで良いです。Part1&2だけの対策というのはやった事がありません。なぜなら、Part1&2はコツさえつかめばそこまで難しくないので、公式問題集(後述)で対策すれば十分だからです。
リスニングに関しては一冊目のヒルキテクニックを知り、二冊目の究極のゼミシリーズでTOEICの傾向を掴むという方法で進めましょう。
究極のゼミ一冊完ぺきにすることでL:350点は取れるようになります。問題形式ごとに分かれているので、自分の苦手な部分をなくしてください。
勉強時間に関しては、毎日30分はリスニングに時間を使いましょう。働いている方でも、通勤時間や朝活を利用すれば30分は作れるかと思います!これを毎日きちんと休まずに行うことで、リスニングパートは徐々に聞こえるようになります
正直、TOEICの問題形式に慣れるだけでリスニングは350点までは余裕で取れます。 全体が聞き取れなくても、要所だけ聞き取れれば問題は解けちゃうからです。 なので、この二冊を通じてTOEICの問題形式に慣れるというのを意識して取り組んでください。
●リーディングで点を取るための方法
リーディングは文法と長文読解に分かれていますので、分けて説明します
・文法
基本的な文法事項(センター試験のレベルの文法がだいたい分かる)が身についている方は②から見てください
では、文法について解説します ①から取り組むことで、文法知識がゼロの方でも文法で点が取れるようになります
①TOEICの文法が勉強できる参考書
TOEIC文法を基本から、詳しく解説してくれている貴重な参考書
『TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』です
この参考書は英語が本当に分からない。 という方にも、初級レベル向けに書かれている参考書なので、安心して学習を進めていくことができます
※kindle版は不具合があるようですので、単行本の方をお勧めします
[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル
初心者の方が最初につまづきやすいのが文法ですが、文法は”暗記”と”パターン”なので、良書で演習することで理解して、問題が解けるようになります。特に、文法というのはPart5だけでなく、長文読解やリスニングにも活きてくるので着実に地盤固めすることを強くお勧めします。
よって、文法に少しでも不安を感じる方は『TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』に取り組むことをおすすめします!勉強方法は以下の通りです。
✔勉強方法
・基本的には本書の流れに沿って進めていけばOK
・取り組む中で、『この専門用語分からない』というものがあれば、Googleで調べると分かりやすく解説されている記事があるのでそちらを参照しましょう
・しっかりと理解するまで(2~3周が目安)取り組んでいきましょう
文法は先ほども述べた通り、暗記とパターンなので基礎はしっかりと固めておくと、後々効いていきます
②TOEICの文法が演習できる参考書
基礎が固まった方は、TOEIC文法書の王道『TOEIC L&Rテスト 文法問題 出る1000問』に取り掛かりましょう
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 (アスク出版)
でる1000といっておきながら、1049問あるのは置いておいて。この参考書だけでTOEIC文法はほぼ仕上げられます。なぜなら、でる1000は網羅性が素晴らしいからです。私もTOEIC文法の勉強は今のところはこれしか使っていません。
600点を取ることを考えれば、トレーニングだけでも大丈夫です。

トレーニングを2周やればTOEIC600点を取れる力が備わります。余裕があって、やり足りないという方は実践問題まで手を付けてみましょう。文法は経験で培う部分もあるので、演習量を増やしておくと安心感が違います。
③文法知識をある程度備えたら速く解く練習を
②までやった方は文法の基本的な能力を持っています
ただ、ここまでは文法力を身に付けただけです。TOEICで600点レベルの得点を稼ぐのであれば、正確に速く解けるようになりますよう。文法を高速で片付け、後の長文パートに時間を残すのです。
そうすることで、総合的なスコアを上げることができます。
そこで、おすすめしたいのがこちら『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)』
1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
書籍版は手のひらサイズで持ち運びも楽々なので、出先でできます
一問一答形式で取り組むのですが、右上に目標時間が載っていてこのタイム以内に解かなければいけないよ!

みたいな感じで、TOEICの文法慣れができますので文法の勉強には必須の一冊であると言えます
以上が文法勉強におすすめ参考書3冊でした
・長文読解
長文読解が一番伸びにくく、苦労しやすいポイントです
Part7に関しては解き方を学んで、長文をスラスラ読めるようにする必要があります
そこでおすすめ参考書がこちら『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7 TOEIC L&R テスト 』です
[新形式問題対応]TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7 TOEIC L&R テスト 究極のゼミシリーズ
✔勉強方法
・授業形式なので、基本的には書いてある通りに進めていけばOK!
・復習の仕方だけ補足します。 解く中で間違える問題が結構出てきますので、それに印をつけておきます。 そして、5日に1回は
復習の日と決めて、その日はページを進めずに間違えた問題の復習に徹しましょう
長文読解の復習方法としては、本文精読 →問題解く→本文音読(3回)
という流れで行います
なぜ音読するかについてですが、音読することで長文を正確に速く読めるようになるからです
以上で紹介した方法で長文は勉強していきましょう!
これまで身に付けた単語力・文法力がすごく活きていきます!
●最後の仕上げの総まとめ
ここまで仕上げた方に最後の総まとめとしてやってほしいのが、公式問題集です。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7
TOEICを開発しているETSが出版している問題集で、本番と同じようなレベルの問題が2回分収録されています。
しかも、おすすめポイントとして、本番と同じスピーカーの人がリスニングを担当しているのでアクセントのクセにも前もってなれることができますし、スコア換算表で自分のスコアの目安が分かります!
ぜひ、最後の仕上げとして2回分解き、復習をしっかりとして本番に挑みましょう!
まとめ

今回はTOEICで600点を取るための方法についてお話ししました
ここで紹介した参考書を使い、正しい勉強を継続することでTOEIC600点を目指せます
思い立ったら今すぐ、勉強を始めてみましょう
今回は以上です。
また、600点レベルを仕上げてしまった方向けに、TOEIC700点勉強法の記事もご用意しております。ぜひ、ご覧ください。
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