なぜリスニングが聞き取れない? |その原因5パターンとリスニングを得意にする方法

リスニングで英語が全く聞き取れません
なにが原因で、解決策とかあるのかな
こんなお悩みにお答えしていきます!
✔本記事の内容
・リスニングが聞き取れないパターン分類とその理由
・リスニングを得意にする方法
✔この記事の信頼性
この記事を書いている”英語のチキン(@chicken_Eng)”は、TOEIC初受験で850点を取りました。そして、それを武器に大学院試験を受け、理系最高峰の東京工業大学に見事合格しました。 TOEICは大きな武器になることを知ってもらいたく情報発信を行っています。
実際に、私もリスニング対策をする前は全く聞き取れてなかったです。 どれくらい苦手かというと、英語授業でやるリスニング問題で0点を連発するくらいでした。 元々はそれくらいに”リスニング”というものに苦手意識を持っていました。
しかし、現在ではネイティブと意思疎通できるくらいのリスニング力があります。
この記事を読み実践することで、現在リスニングで英語を聞き取れない理由を明確にしそれに対策する方法を知ることができます
目次
リスニングで英語が聞き取れない理由5パターン
リスニングの問題を解く際や、洋画・洋楽で何を言っているのか聞き取れない理由というのは5パターンに分類することができます
✔リスニングで英語が聞き取れない理由5つ
・単語力が不足している
・文法のルールを把握できていない
・話すスピードについていけない
・英語の発音ルールが分かっていない
・背景知識やネイティブの言い回しを知らない
順番に話していきます
単語力が不足している
英語が聞き取るのが苦手な理由の大きな一つとして、単語力の不足があります
試しに、聞いている音源の字幕やスクリプトを見てみてください。 その中にどれくらい知らない単語がありますか?
20%程度知らない単語がある状態だと、意味を予想しながら聞き進めるのも大変になってしまいます
英語圏のネイティブスピーカーが習得している単語数は3万といわれています。
単語力をつけることで英語が確実に聞き取りやすくなります
例を挙げると
・I buy three books every Sunday.
・I purchase three books every Sunday.
どちらの方が聞き取りやすそうですか? 多くの方は上だと思います
buy:買う という単語はよく知っているからです。しかし、purchaseという単語にそこまでなじみのない方も多いと思います
このように、ちゃんと覚えている単語なら聞き取ることができます。なので、単語力が十分にあるか確認してください。
文法のルールを把握できていない
単語の意味は分かるのに、リスニングで英語が聞き取れないという方は文法のルールを把握できていないのかもしれません
英語と日本語では文法ルールが全く異なり、英語のルールの方が厳しいです。
だからこそ裏を返せば、英語は文法ルールを抑えることで 『誰が・何を・どのようにしている』のかというのが比較的楽に聞き取ることができます
例を挙げると、皆さんが I went to park yesterday. という文章を聴いているとします。
しかし、リスニングでは I wen to park yesterday. と聞こえてきたとします。
こんな時に文法知識があれば、 wenってなんだ? 位置的には動詞だ。そして、その後に toがあるから自動詞だ。しかも、parkという場所の話をしてる。 ということは、wentって言ってたのかな?
以上のような解釈ができるようになります。 このように、あまり聞こえなくても推測ができるのは文法知識がベースなので、文法知識はリスニングにおいて大切です
話すスピードについていけない
英語のリスニングで多くの方が感じることが『話す速度がめちゃくちゃ速い』ということです
ネイティブスピーカーに関して言えば英語はもっと速く、砕けた発音も多いので聞き取るのに苦労します
リスニングが得意になるには、話すスピードがそこまで速くないな。と思えるようになることが大切で、そのためには慣れが必須です。
日本人は速い日本語でもちゃんと聴けるように、英語に関しても練習量を積んでいくことでスピードについていけるようになります
英語の発音ルールが分かっていない
英語学習者の多くが軽く考えていますが、めちゃくちゃ大切なのが英語の発音ルールです。
英語には43種類の音があります。しかし、日本語と一致しているのは1割程度です。
例えば、日本語のラ行を表すにも、英語ではLとRの二つがあるように、英語の発音を日本語のように学ぶことは不可能です
その為、英語をカタカナで理解するのではなく、正しい音で理解できるようになれば英語が聴けるようになります
以上のように英語を正しく聞くためには、生の英語が正しく聴けるようになる必要性があります
背景知識やネイティブの言い回しを知らない
専門的な内容や洋画・洋楽を聴いていても全く何を言っているか分からないことがあります。
これは、背景知識・ネイティブの言い回しを知らないのが一つの理由です。
専門的な内容では、普段使わないような専門用語・表現を知らなければどれだけ文法力やリスニングに慣れていても全く何を言っているか分かりません。
洋画・洋楽に関しても、俗語・イディオムが多いのでそれらに関する知識がなければ分かりません。
なので、このような特定の知識が必要なものは初見で聴くのが難しいと知りましょう。
英語が聞き取れるようになる方法
前章では聞き取れない理由を5つ挙げました。そして、今回はそれぞれに関して英語が聞き取れるようになる方法について話します
●単語力を磨く
是非、英語を聴きたいと思っている方は、まずは単語力を磨いてみてはいかがでしょうか
初めに単語力を磨くのにおすすめな単語帳が、こちらです。
大学受験用のものですが、単語のレベルがちょうど良いです
中堅大学受験問題レベルの単語力さえ持っていれば、リスニングにおいては単語力不足で困ることはなくなります
●文法を理解する
英文法に関しては、高校までにやるレベルの文法レベルは身に付けておきましょう。このレベルまでやれば、英語を聴いていてもどんな文法ルールが使われているかが分かるようになります
この一冊に文法ルールが網羅されています。 是非、このような網羅的な文法書には一度取り組んでおくことをおすすめします
●話すスピードに慣れる
話すスピードに対応できるようになるには、英語を聴く時間を増やすのも有効ですが、もっと効率よく英語が聴けるようになるにはシャドーイングがお勧めです。
以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
私は、シャドーイングをしたお陰でリスニングでも英語を正しく聞き取れるようになりました。
●英語の発音ルールを知る
英語の発音ルールは、普通に英語を勉強していても中々磨かれません。
そこで、おすすめしているのがこちらの『英語耳』です
【音声ダウンロード付き】改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる
日本人が陥りがちな英語の発音の違いが聞こえてこないという問題の解決だけでなく、リスニング力全般を向上させることができます
●背景知識を知る
背景知識について知るにはまずは、以上の4つを完ぺきに仕上げた後に、洋画・洋楽を見まくるという方法がお勧めです。
リスニング力がある程度なければ、洋画・洋楽を見ていても分かるようにならないので、まずはリスニング力を身に付けてからでも遅くないと思います。
まとめ
今回はリスニングが聞き取れるようになる方法について話してきました
以上に沿って、リスニングの学習をすることで、ネイティブスピーカーの英語でも聞き取ることができるようになります
今すぐからリスニングの学習を始めてみましょう
今回は以上です
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