TOEICで就職活動を制する! 必要点数と使い方を解説します

就活で必要なTOEICの点数は何点だろう
就活でどうやって活かせば良いかな
本記事ではこんなお悩みにお答えしていきます!
✔本記事の内容
・履歴書で書けるTOEICの点数
・大手企業が求めるTOEICの点数
・就活でのTOEICの活かし方
大きく分けてこの3つについて話しています
目標をしっかりと見据えて、就活を成功させましょう!
✔この記事の信頼性
この記事を書いている”英語のチキン(@chicken_Eng)”は、TOEIC初受験で850点を取りました。そして、それを武器に大学院試験を受け、理系最高峰の東京工業大学に見事合格しました。 TOEICは大きな武器になることを知ってもらいたく情報発信を行っています。
私もTOEICを受ける前は何点取れば良いか分からず困っていました。しかし、現在の自分が取るべきスコアを明確にすることで本腰を入れてTOEICの勉強ができました。 大学院進学をするのですが、就活もしていて大手企業でTOEICを活かした経験があるので、参考になります!
この記事を読むことで、就活でTOEICを上手く使う方法を知ることができます!
前提としてまずは、大学生のTOEIC平均点について話します
TOEICの平均得点
まず、気になるところとしては大学生のTOEIC平均スコアでしょう
公式が出している 『TOEIC Program DATA&ANALYSIS 2020 所属学校別受験者数と平均スコア』によると、大学生の平均TOEIC得点は574点でした
そして、この574点を超えれば平均的な大学生レベルの就活ができるようになる気がするんですが…
この平均スコアは英語クラス分けのために、ノー勉で受けさせられた層も存在します
なので、本来の平均点はもう少し高めであると思われますので、大学生の平均を狙うという方は600点を目標にすることをお勧めします!
裏を返せば、600点以下で履歴書に書いてしまうと 『英語が苦手な人』というレッテルを貼られてしまいます
以上の話をまとめます
・見かけ上の平均点は574点
・実際は600点程度が平均点と考えられるので、大学生の平均を狙うなら600点は欲しいところ
TOEICの点数と就職
では、次に本題に入ります
ここでは以下のことについて話します
・何点から履歴書に書けるのか
・TOEICの点数を足切りとして設定している企業とその基準
・就活での活かし方
順番に話していきます
TOEIC何点から履歴書に書けるか
『TOEIC何点から履歴書に書けるのか』 という点に関しては明確な基準があるわけではないですが、一般論として600点からと言われています
その理由としては、2つあります
1つ目の理由が、大学生のTOEIC平均点が574点で、それよりは高いという評価になるからです
2つ目の理由が、600点はある程度の英語力を保持している証明になるからです
『TOEIC PROFICIENCY SCALES』によるとTOEIC600点は
レベルC-日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
と書かれています。つまり、600点はある程度の英語力を保持している証明になります
だからこそ、履歴書に書けるのは600点からと言われています
TOEICの点数を足切りとして設定している企業とその基準
就活生に求めるTOEICスコアを明示している企業がありますので、就活の際に参考にしてみてください
●TOEIC600点以上
日産自動車(Technology)
大正製薬
大和ハウス工業
ニトリホールディングス
●TOEIC650点以上
アサヒビール
佐川グローバルロジスティクス
●TOEIC700点以上
ファーストリテイリング(ユニクロで有名な会社)
NTT東日本
三菱電機
ブリジストン
●TOEIC730点以上
ソフトバンク
武田薬品
●TOEIC800点以上
LG
住友不動産
野村不動産
●TOEIC900点以上
SUMSUNG
Panasonic(国際広報)
こんな風になっています
700点あれば、ほとんどの大手日系企業で就職ができますが、海外とのつながりが大きい会社や不動産・外資系企業では800点が求められますし、明記は無いですが大人気な戦略コンサルでも800点は最低必要と言われています
また、英語を普通に使う企業の場合ペーパーテストで点が取れるだけでなく、英語を話せるようになる必要性もありますのでそこにはご注意を!
就活での活かし方
TOEICの得点を就活に活かすにはどうすれば良いのかという話ですが、就活で『学生時代力を入れたこと』としてTOEICを語るなら700点は取っておきましょう!
600点台であれば、それ以外のエピソードを用意しておき、TOEICについて聞かれたら話すというスタンスで良いと思います
では、具体的にTOEICをどう活かすかという話です!
●700点台の方向け
700点を取っておけば、受験者上位30%ですので、比較的英語が得意な人と見られます
しかし、面接では英語が得意!という面で押すよりも、中身で勝負することをおすすめします。
なぜなら、大手の面接であれば800点を取っている人も多いからです
よって、内容としては以下のようになります
・TOEICでやり抜く力が高いという証明
・嫌いな英語にもめちゃくちゃ努力できた
・自分で計画を立てて、実行し、結果に繋げられた経験談
↓
TOEICを通じて英語に興味を持ち、現在も学習をしていて800点を目指しています
こうすれば、向上心も感じられるし、嫌いな事にも頑張れる証明もできます
800点以上との差別化としては、『自分は嫌いな事でも、必要なことであれば努力できる』 という点ですね。
●800点以上の方向け
800点あれば、英語がめちゃ得意な人と見てもらえますし、就活でもばりばり使えます
グローバル化が進む中で英語を使える人材のバリューはすごく高いからです
内容としては以下のようになります
・英語読解力を高めるための工夫内容
・TOEIC勉強の努力量
・英語に関するほかの業績(実務に活かすため英会話してるなど)
↓
将来自分は英語を使ってこんなことをしたい
TOEIC800点を持っていれば、評価が良いことは言うまでもないですが、それに加えて実際に英語を使ったエピソードを持っていると抜け目なしです
じゃあ、大手企業を就職するなら800点必要なのか? という話にもなりますが、大手就職でTOEIC800が絶対に絶対に必要なわけではないです
実際に、TOEICがそこまで高くなくても金融や商事会社へ就職した人もいます
しかし、TOEIC以外の評価が同じ人がいるなら、結局はTOEICの点差で内定が決まってしまいます
だからこそ、高いに越したことはありません
また、こちらの記事で大学生のTOEIC事情について話していますので、まだご覧になっていない方は是非読んでみてください
まとめ

今回は就活で求められるTOEICの点数というテーマでお話ししました
上記に加えて、TOEICを就活で活かす方法についてもご紹介しています
TOEICの点数と言うのは入社後の昇進や出張でも求められているものです
行動が全て数字に繋がりますので、今すぐ行動しましょう!
最後に自分自身(TOEIC初受験で855点)も使っていた、これ一冊で十分なおすすめ単語帳を置いておきます
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TOEICのReadingパートは単語さえ完全に覚えて、すぐに出てくる状態なら割と点数取れますので、TOEIC勉強の最初は単語から始めてみましょう
今回は以上です
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